生きてく力が無いのに
産まれてきてしまったから
仕方なく生きているような
そんな気持ちになってしまう
ばりばり働ける人
そんな強い人間ではなかった
若い時には皆がやっているのだから
自分にも出来ると思っていたけど
自分には生きてく力が無い
ただ死なないから
生きているだけ
どんなに自分では、自分なりに毎日動いたとしても、お金を稼ぐことは出来ていない
統合失調症では、精神の脆弱性ということが原因の一つにあるが
自分は本当にストレスに弱いと思う
普通の人が乗り越えられる試練を乗り越えられない弱さがある
身内が亡くなった時、頭がすぐにおかしくなっていたし、自分ではとめられなかった
今は寝たきりということはなくなったけど
やる気の波はあって、気分ののっている時には
人と会って話しをしたりカラオケに行ったり普通に出来るけど
少し気分が落ちると出掛けられるけど、億劫な気持ちになってしまう
精神障害は病気じゃないと言ってくる人もいるけど、逆に病気のせいに出来て楽だね、とか言われることもあるけど
だったらなってみろって思ってしまう
気分の波が比較的なかった頃は正常に働くことが出来た
意識して精神力を保っていたわけじゃなくて
普通に生きられた頃もあった
目には見えない病気
原因がわからない病気
完治しない病気
なりたくてなってるって言われることもある
こんな不自由な病気になりたいわけない
普通の人生が送れないこの統合失調症という病気
毎日、ジレンマを抱えている
人間でいるから、まだ生きていられてるんだろうな
自然界の人間でない動物だったら生きてはいられてないんだろうな
それを思ったら幸せなんだろう
だけど、偏見はあるし裕福にもなれないし幸せにもなることは大変だし
こんな病気になりたいわけがない
寝たきりが治って、それはありがたいことなのだけど
今度はそれから、どうやって生きていくか
生きてく力が無い者にとってこの世は厳しいと思う
今を生きることだけで精一杯で
夢はあるけど
未来が想像できない
悲惨な未来は嫌だな
もう1回くらいは社会の役に立てる自分になれますように